英文をより速く、簡単に読めるようになる方法

Source: Steve Jobs’ Commencement Address at Stanford University

英文を前からスラスラ読めるようになる

英文を区切って読む

英文を読もうとしたとき、


"途中でこんがらがって文の意味が理解できなくなる"

"長文をみただけで読む気がしない"


そんな経験はありませんか?文が長くなればなるほど、文が複雑に思えてそのように感じてしまうことがあると思います。

例えばこちらの文をみてください。

It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?”


これで1つの文です。語数にして46語です。カンマやコロンであらかじめ区切ってあるので、比較的読みやすいかとは思いますが、長いですよね。

日本語と英語とでは文の構造(語順)が異なるので、このような長い分を前からそのままスラスラと読むためにはちょっとしたコツが必要です。

そこでおすすめするのが、文を区切って読む「スラッシュ・リーディング」です。

スラッシュ・リーディングとは?

スラッシュ・リーディングとは、文字通り、一文をスラッシュ(/)で区切って、その区切ったパートごとに意味を理解していく方法です。

文を区切って読むことで、長い分でもこんがらがることなく、前から順に簡単に理解することができます。

英文を前からそのままの順で理解できるようになれば、読むスピードが断然上がりますし、そもそも会話においては、前から聞こえてくる順にそのまま訳さずに英語で理解しないととても追いつけません。

どこで区切ればよい?

区切る目安はありますが、厳密に決まっているわけではありません。


文を区切る目安

  • 前置詞の前(in、on、at、from、for など)
  • 不定詞の前(to do)
  • 動名詞の前(doing)
  • 接続詞の前(and、but、because、when など)
  • 関係詞の前(that、who、which など)
  • 疑問詞の前(what、how、where など)
  • that節の前
  • カンマ(,)、コロン(:)、セミコロン(;)


初めは細かく区切って、ある程度慣れてきたら読みやすいところで区切るのがよいと思います。最終的には、区切る必要はなくなり、前からそのままスラスラと理解できるようになります。もっと慣れてくれば日本語に訳さずに英語のまま理解できるようになります。

スラッシュ・リーディングをやってみましょう

先ほどの文を使って実際にスラッシュ・リーディングをやってみましょう。まずは文をスラッシュで区切っていきます。

It made an impression/ on me,/ and since then,/ for the past 33 years,/ I have looked/ in the mirror/ every morning/ and asked myself:/ “If today were the last day/ of my life,/ would I want to do/ what I am about to do/ today?”

「/」までを一区切りに前から順に訳していきます。

それは印象を与えました、/ 私に/ そしてそれ以来、/ 過去33年間、/ 私は見ています。/ 鏡を/ 毎朝/ そして自分に問いかけています。:/ 「もし今日が最後の日だとしたら、/ 私の人生の/ 私はやりたいだろうか?/ これからやろうとしていることを/ 今日

このような感じになります。いかがでしょうか?長い分もこのように区切って読むことで、とても簡単に前から理解できます。

初めは読むのに時間がかかるかもしれせんが、たくさん英文を読んでいくうちにスピードがどんどん速くなっていきます。

それにしても、とてもインパクトのあるフレーズですよね。この文は、アップルの共同設立者の一人、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの中の一文です。


「もし今日が人生最後の日だとしたら、私は今日これからやろうとしていることを本当にやるだろうか?」


このフレーズを意識して毎日を送れたらすばらしいですよね。鏡に貼っておこうかな?!

スラッシュ・リーディングのトレーニングはこちらで

スラッシュ・リーディングを身に付け、英文を前からスラスラと読めるようになるためには、とにかく多くの英文を読むことです。

英語の名言、ニュース、スピーチ、3つのアプローチからスラッシュ・リーディングのトレーニングをします。

文の長さで3つのレベルに分けています。


とても短い文

» 心に響く英語の名言 #1 Dream

短めの文

» 英文ニュースを前からスラスラ読む #1 Stanley Cup Playoffs

長文読解

» 英文スピーチを前からスラスラ読む #1 スティーブ・ジョブズ(1)