なぜ英語が聞き取れないんだろう?!その理由は…

By Daichi


なぜ英語が聞き取れないんだろう?!


自分の耳が悪いのかな?! 自分は英語に向いてない?!

この疑問から私の海外生活が始まりました。

カナダに来る直前の私の TOEIC のスコアは 775 でした。英語が苦手な方からみたら、まずまずのスコアにみえるかもしれません。でも実際には受験英語と直前の TOEIC 対策で取れたスコアです。ちなみに留学経験などはありませんでした。

カナダに来てからというと…

「聞き取れない!」

何を言おうとしているのかはなんとなく分かることもあるけど、ネイティブの話すスピードが速すぎてついていけない…。

「しゃべれない!」

頭に何も文が浮かんでこない…。言いたいことが言えない…。
このような状態でした。くやしいというか、もどかしいというか、そんな思いをたくさんしました。

「私が今まで勉強してきたことは何だったんだろう??」

そう思いました。こちらに来てからすぐに、今まで勉強してきたテストのための英語とコミュニケーションをとるための英会話は全く違うものであることに気づかされました。

まず、テキストにあるような書き言葉(written English)と実際に話されている話し言葉(spoken English)で表現の仕方の違いもありますし、実際に話されている英語は、文法がきれいに整っていないこともあります。テキスト通りではなかったのです。

でもそんなことより以前に、知っている単語や簡単な文ですら聞き取れなかったのです。

ではなぜ聞き取れなかったのでしょうか?


英語が聞き取れなかった理由とは?


英語が聞き取れなかった理由は、とても簡単でシンプルな理由でした。

ネイティブの話す英語の発音に慣れていなかっただけなのです。発音のルール(パターン)を知らなかっただけなのです。

話すスピードが速いから聞き取れないのではありません(もちろん本当に早口の方もいますが)。ネイティブの人たちが普段の会話の中で話す英語は、音が消えたり、変化したり、または音がつながったり、短縮形に変化したりします。それを知らなかったり、それに慣れていないからです。

日本で文法やリーディング中心の教育を受けてきたら、それは当然なのだと思います。実際に話されている英語は、教材のCDやリスニングテストなどのクリアな発音とは全く異なります。

発音のルール(パターン)とは?

1. 「音が消える」パターンの例
  • Sydney ----- “シッニー” のように聞こえる(d の音が消える)
  • cold ----- “コーゥ” のように聞こえる(d の音が消える)
  • hot ----- “ホッ” のように聞こえる(t の音が消える)
  • cat ----- “キャッ” のように聞こえる(t の音が消える)
  • bag ----- “バァッ” のように聞こえる(g の音が消える)
2. 「音が変化する」パターンの例
  • water ----- “ワーラゥー” のように聞こえる
  • battle ----- “バロォゥ” のように聞こえる
  • later ----- “レイラー” のように聞こえる
  • bubble ----- “バボゥ” のように聞こえる
  • little ----- “リロゥ” のように聞こえる
3. 「音がつながる」パターンの例
  • not at all ----- “ノッラッロー” のようにつながる
  • how about you ----- “ハゥバゥチュゥ” のようにつながる
  • what if ----- “ワッリィーフ” のようにつながる
  • tell her ----- “テラァー” のようにつながる
  • call him ----- “コーリィム” のようにつながる
4. 「短縮形」の例
  • want to ----- wanna “ワナ”
  • going to ----- gonna “ゴナ”
  • got to ----- gotta “ガラ” のように聞こえる
  • kind of ----- kinda “カインダ”
  • should have ----- shoulda “シュダッ”
このようにカタカナ英語の発音とは全く異なります。カタカナで表現すること自体非常に難しいです。

それがたとえすでに知っている単語でも、とても簡単な文であっても、聞こえてくる音が自分が認識している音と全く異なるので聞き取れなかった(音をキャッチできない)のです。

ではどうしたら聞き取れるようになるのでしょうか?


どうしたら英語が聞き取れるようになる??


それは発音に慣れるためにひたすらリスニングのトレーニングをするしかありません。ただ、その前段階として上記のような発音のルール(パターン)を知っているのと知らないのとでは全くトレーニングの効果が異なってくると思います。

個人的には英語をただ聞き流しているだけのトレーニング法はあまり効果がないと思います。全く効果がないとは言い切れませんが、私自身も日本にいるときに1年以上毎日CNNニュースを “聞き流していた” からです。

あと、「車を運転しながら」とか「料理をしながら」とか “ながら” トレーニングも効果がないと思います。私も経験があるのですが、いつの間にか別のことを考えてしまっていたり、もはやBGMと化していることはないでしょうか。

英語をただ “聞き流す” だけではなく、“ながら” でもなく、しっかりと集中して「聞く」、そして聞こえてくる音をそのまま「声に出して発音してみる」、そしてそれをひたすら「やり続ける」ことが大切なのではないかと思います。


さいごに


この記事を書いた理由は、「なぜ英語が聞き取れないんだろう?!」と私と同じ悩みを持った方たちにとって、少しでも何かのきっかけや気づきになってくれれば、と思ったからです。

発音に慣れるために毎日欠かさずにトレーニングを続けてきた結果、こちらに来て間もない頃は全く聞き取れなかったTVドラマも今では英語字幕なしで聞き取れるようになり、ストーリーも理解できるようになりました。

「自分の耳が悪いのかな?!」「自分は英語に向いてない?!」と心配する必要はありません。トレーニングを続けることで少しづつ確実に聞こえてくるようになります。

トレーニングを始めて半年後くらいのときに、これ以上聞き取れるようになるのだろうか?!これが限界なのか?!と思った時期もありました。でも続けたことで1年後にはそのときよりももっと聞こえるようになりました。その半年後にはさらに聞こえるようになりました。

スポーツと同じように英語もトレーニングを積めば積むほど上達するのだと思います。モチベーションをいかに保ち続けられるかが最も重要であり、最も難しいポイントでもあると思います。


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